未来の大地を育てる
「リネン」と「ヘンプ」

かつて、身近な自然や大地の実りによって
支えられていたわたしたちの暮らし。
織物も野菜や穀物を育てるように、
大地に種をまき、収穫した植物を使って糸を紡ぎ、
布を織り、大切に使い続けてきました。
織物は大地の循環と共にあったのです。

Weavearth(ウィブアス)が着目するのは、
こうした昔ながらの暮らしのサイクルで用いられてきた、
植物由来の繊維リネン(亜麻)とヘンプ(大麻)。
どちらも農薬や多くの水資源を必要としないため
環境負荷が少なく、植物自体に高いCO2吸収力があり、
育て続けることで土壌改良に貢献するなどの特性があります。

フワフワしたヘンプ生地のタオル

また、これらの繊維で紡いだテキスタイルは耐久性に優れ、
使い終えた後は、もちろん土へと還ります。
これからの循環型社会に向けて、
まずは小さな一歩から——。
日々の暮らしに寄り添う素材を通して、心地いい生き方、
自然との関わりを考えてみませんか?

アプローチについて

Tradition Leads Innovation

多様な価値でこれからの産業を織り上げる

Weavearthは素材や製品の開発だけではなく、栽培から生産、販売から再資源化までのプロセスにコミットし、循環型経済社会に貢献したいと考えています。天然繊維織物の商品開発に長年携わってきたノウハウを経糸として、様々な領域の開発者が緯糸となり、化学反応を起こしながら、新時代を織り上げていくプロジェクトです。この商品開発を通して、こその物語を伝えることで、そこに宿る新しいアイデアが広く共感を呼ぶことができる市場と事業を開発します。

持続可能な循環の図

OUR PARTNERS

コラボレーションパートナー
コラボレーションについて

百年の知恵で次世代の素材開発をリードする

AKAIが新たに立ち上げたweavearthは、専門分野のリネンに加え、同じ麻織物で、次世代の循環型素材として注目されている「ヘンプ(大麻)の活用の場を拓くための実験的ブランドであり、オープンラボです。特にヘンプは、近年の技術革新によって潜在的な機能性がさらに引き出され、リネンに匹敵する美しい糸の紡績が可能になりました。ここにAKAIが受け継ぐノウハウと技術が加わることで、これまでにない質感や肌ざわり、心地よさを実現しています。weavearthはこれらの唯一無二の強みを活かし、リネンとヘンプのさらなる可能性を探究し、社会に新しい価値を発信していきます。

Weavearthの母体は、京都で100年以上にわたり「リネン(亜麻)」の製造卸を手がけてきた株式会社AKAI。黎明期には蚊帳や畳の縫い糸、旧航空機用の資材生産を担い、今日では主に衣料用のリネン生地の生産を手がけています。高い品質を維持しながら、独特の表情や風合い、光沢を加えていく手法に、わたしたちの長年の経験と知恵が注ぎ込まれています。

企業情報

COLLECTION

リネンとヘンプのオリジナルプロダクト